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去る2025年5月7日から5月13日まで当社の社船「明悠丸」が竣工後1年の保証ドックのため愛媛県八幡浜市の栗之浦ドックに入渠しました。
ドック入渠時には船の内部は勿論、船体、更には普段は見ることのできない水面下の部分も含めて徹底的に整備します。
今回はその時の様子を少しだけご紹介します。
ドックヤードに進入後、海水を抜くと船の全体が姿を現します

前方から見た様子
高所作業車に乗って船底やサイドスラスターの清掃作業を行っています

ドックヤードの底では、普段は船内に収納されているアンカーチェーンを繰り出して補修を行っています

船内の機関室ではエンジンを分解してエンジン内部の点検整備を行っています

もちろんドックの作業員さんだけでなく明悠丸の乗組員たちもこの機を逃さず、普段は手の回らない箇所の手直しや整備を行っています。
操舵室の横のウイングでは船長が得意のDIYで道具類の収納箱を手作りしていました(内側にFRP塗料を塗って乾くのを待っている様子をパチリ!)。

各種整備で使用される、山のように積まれた溶剤類

この他にも様々な箇所で様々な方々がそれぞれ整備を行っていました。
全てをご紹介できないのが残念ですが、ドック入渠時にはこのように各分野のプロフェッショナルが力を合わせ、万全の整備をして船の安全運航を支えて下さっているのです。

1週間のドック期間を終えてリフレッシュした明悠丸は抜けるような青空の下、無事に八幡浜を出航して行きました。
今後の明悠丸の航海の安全を祈るとともに、作業に携わって下さった全ての方々に感謝して今回のレポートを終了します。